最近の“当たり年”は? ヤクルト過去10年のドラフト査定
外れ外れ1位の山田がブレイクした2010年ドラフト
〇2010年
1位・山田哲人 内 履正社高・682試762安133本396点102盗 打率.298※
2位・七條祐樹 投 伯和ビクトリーズ・8勝5敗1S2H 防御率4.52
3位・西田明央 捕 北照高・137試75安10本38点1盗 打率.210※
4位・又野知弥 外 北照高・(1軍出場なし)
5位・久古健太郎 投 日本製紙石巻・8勝6敗2S49H 防御率4.20※
6位・川崎成晃 外 熊本ゴールデンラークス・38試7安0本1点1盗 打率.194
育1位・北野洸貴 外 神奈川大・(1軍出場なし)
育2位・上野啓輔 投 香川オリーブガイナーズ・(1軍出場なし)
育3位・佐藤貴規 外 仙台育英高・(1軍出場なし)
山田哲人は外れ外れ1位だったが、今や球団の顔になった。西田は中村悠平に次ぐ2番手捕手。佐藤貴規は由規の弟だが、すでに退団している。
〇2011年
1位・川上竜平 外 光星学院高・(1軍出場なし)
2位・木谷良平 投 日本文理大・7勝9敗0S3H 防御率5.61
3位・比屋根渉 外 日本製紙石巻・357試162安4本33点49盗 打率.237※
4位・太田裕哉 投 日本製紙石巻・(1軍出場なし)
5位・中根佑二 投 東北福祉大・(1軍出場なし)
6位・古野正人 投 三菱重工神戸・8勝11敗0S2H 防御率5.31※17年オフ自由契約
育1位・徳山武陽 投 立命館大・3勝4敗0S3H 防御率4.55
育2位・金伏ウーゴ 投 白鴎大・0勝0敗0S0H 防御率27.00
2011年入団で今季1軍で出場したのは比屋根だけ。ドラフト1位の川上は外野手から内野手に転向したが、成績が上がらず2016年に戦力外になった。
〇2012年
1位・石山泰稚 投 ヤマハ・15勝22敗10S48H 防御率3.81※
2位・小川泰弘 投 創価大・52勝34敗0S1H 防御率3.40※
3位・田川賢吾 投 高知中央高・(1軍出場なし)※17年オフ自由契約
4位・江村将也 投 ワイテック・3勝1敗0S7H 防御率5.53
5位・星野雄大 捕 香川オリーブガイナーズ・1試0安0本0点0盗 打率―※17年オフ戦力外
6位・谷内亮太 内 国学院大・118試63安2本30点0盗 打率.227※
7位・大場達也 投 日立製作所・0勝0敗0S1H 防御率2.84
エースの小川、中継ぎで活躍する石山の両投手が出た。谷内亮太は守備固めでの出場が中心。
〇2013年
1位・杉浦稔大 投 国学院大・6勝8敗0S0H 防御率4.95 日ハムへ※
2位・西浦直亨 内 法大・184試111安9本46点13盗 打率.238※
3位・秋吉亮 投 パナソニック・17勝15敗34S61H 防御率2.45※
4位・岩橋慶侍 投 京都産業大・1勝3敗1S5H 防御率4.42※
5位・児山祐斗 投 関西高・(1軍出場なし)
6位・藤井亮太 捕 シティライト岡山・129試85安2本14点5盗 打率.241※
最近ではこの2013年が当たり年。杉浦は2017年シーズン中に移籍したが、内野のポジションをうかがう西浦、クローザーの秋吉が出た。6位の藤井良太も今季は三塁手として97試合に出場している。
〇2014年
1位・竹下真吾 投 ヤマハ・0勝0敗0S0H 防御率13.50※17年オフ戦力外
2位・風張蓮 投 東農大北海道オホーツク・0勝0敗0S0H 防御率7.53※
3位・山川晃司 捕 福岡工大附属城東高・(1軍出場なし)※
4位・寺田哲也 投 香川オリーブガイナーズ・0勝1敗0S1H 防御率10.80
5位・中元勇作 投 伯和ビクトリーズ・(1軍出場なし)
6位・土肥寛昌 投 Honda鈴鹿・0勝0敗0S0H 防御率6.10※17年オフに戦力外
7位・原泉 外 第一工大・(1軍出場なし)※17年オフに戦力外
育1位・中島彰吾 投 福岡大・0勝0敗0S0H 防御率10.57※17年オフに戦力外
投手が8人中6人いるが、まだ誰も勝利を挙げていない。野手は1軍出場なし。なかなか厳しい結果になっている。