2人のドラ1含む9選手に戦力外通告 5年連続Bクラスの中日の戦力整理

2010年ドラ3武藤はDeNAが獲得、八木智哉は現役引退

◯武藤祐太(戦力外、DeNAが獲得)
 プロ7年目。125試合9勝6敗14ホールド0セーブ、防御率3.59。飯能南高からホンダを経て2010年ドラフト3位で中日入り。中継ぎとして1年目に7試合、2年目に33試合で投げると、3年目の2013年は防御率3.73と安定感には欠けたものの、自己最多となる58試合に登板。だが、2014年以降登板機会を減らして今季は1軍登板なし。戦力外通告を受けたが、DeNAが獲得を発表した。

◯八木智哉(戦力外、引退)
 プロ12年目。112試合39勝34敗0ホールド0セーブ、防御率3.69。日本航空高、創価大を経て2005年の大学生・社会人希望入団枠で日本ハムに入団。1年目の2006年にいきなり先発ローテに入ると、26試合に先発して2桁12勝を挙げて新人王に輝いた。2年目に左肩を痛めて成績を落としたが、2009年には9勝をマーク。2013年にトレード移籍したオリックスでは結果を残せずに2014年オフに戦力外となると、トライアウトを経て中日へ移籍した。移籍1年目の2015年に開幕ローテを掴んだが、4勝6敗。白星全てを広島から挙げ「鯉キラー」と呼ばれた。今季はわずか3試合登板に終わって戦力外通告を受け、現役引退を表明した。

◯岩崎達郎(戦力外)
 プロ11年目。379試合381打数75安打1本塁打33打点、打率.197。横浜商大高、新日本石油ENEOSを経て、2006年の大学生・社会人ドラフト5位で中日入り。2010年は控え選手として78試合に出場。2013年3月に楽天へトレード移籍し、同年は74試合に出場、プロ最多となる112打席に立った。2016年は1軍出場なしに終わり戦力外となると、中日の秋季キャンプで入団テストに合格。今季から育成選手として中日に復帰した。7月に支配下登録になったが、1軍出場はわずか1試合に終わり、戦力外となった。

◯古本武尊(戦力外)
 プロ5年目。通算16試合18打数3安打0本塁打0打点、打率.167。福岡大大濠高から龍谷大へ進み、2012年ドラフト3位で中日に入団。2014年に1軍で16試合に出場したが、プロ5年間で1軍での出場機会はこれだけ。長距離砲として期待されていたが、1軍での本塁打はないまま戦力外通告を受けた。

投手から野手転向の赤坂は戦力外、赤田は現役引退→球団スタッフに

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