元日ハム指揮官、19歳当時では大谷がダルより「上」と評価 その理由は…
ヒルマン氏は二刀流での成功を確信「彼は異例の存在となる」
ヒルマン氏は2006年のダルビッシュと2014年の大谷を比較し、「ダルビッシュと大谷は同じ年齢の頃で比べたら、大谷のほうがダルビッシュより目盛り半分から3/4ほど先だ。ダルビッシュは球速が94~95マイル(約151~153キロ)出ていた。大谷は100マイル(約161キロ)以上で、苦もなくやってのけるように見える」と話したという。やはり球速という点で、大谷が「先」を行っていると見ているようだ。
また、記事では「ヒルマンは大谷が大リーグで投手と打者の両方を上手くやれると信じている」とした上で「彼はどちら側でもとてもダイナミックだ」「1、2番手の(先発)投手を探すのは大変だから、彼の最大の価値はマウンド上にある」「私は彼が異例の存在となることを確信しているよ」という同氏のコメントを紹介している。
2007年限りで日本ハムを退任後は、ロイヤルズの監督、ドジャースのベンチコーチなどを歴任し、マイナーで指導者経験を積んだヤンキースに2014年に復帰したヒルマン氏。ここで大谷を見た後は、2015年からアストロズのベンチコーチを2年間務め、今季からは韓国のSKワイバーンズの監督に就任した。日本を離れて10年が経ったが、今でも愛情を持ってプロ野球、日本人選手を見守っている。
(Full-Count編集部)