新戦力加入濃厚も一歩も引くつもりない― ハム移籍4年目捕手ににじむ覚悟
現状維持でサインの市川「すごくよく評価していただいた」
日本ハムの市川友也捕手が1日、札幌の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2300万円でサインした(金額は推定)。
移籍4年目の今季は昨季の71試合を下回る57試合の出場。「試合数が減ったので、下がるかなと思っていましたが、すごくよく評価していただいたなと思います」と話した。
開幕スタメンを勝ち取った今季は、故障に苦しんできた浦野と上沢を2年ぶり勝利に導くなど、若手投手の能力と可能性を引き出した。「2年くらい勝てなかったピッチャーに勝ちをつけられたというのは、僕自身うれしかったですし、やりがいを感じました」と振り返る。
来季の課題として挙げたのは、昨季.165、今季170と2年連続で打率1割台と低迷した打撃。「また何かを変えなきゃいけないので、今いろんな人の話を聞いて、いいところを取り入れていこうかなと思っています」とオフはバットを振り込むつもりだ。