パ最下位ロッテの外国人査定 ダフィー、パラデス…外れた助っ人補強

6月半ばに加入したペーニャがチームトップの15本塁打

○ジミー・パラデス
89試合269打数59安打10本塁打26打点1盗塁 打率.219
16四球97三振 出塁率.270 得点圏打率.217 OPS.634

 オリオールズ、ブルージェイズ、フィリーズなどを経て、今季からロッテに加入。ダフィーとともにオープン戦は好調だったが、シーズンが開幕すると、こちらも打率1割台と振るわず。6月に3打席連続本塁打を記録したものの、シーズンを通しての成績は期待外れだったと言わざるを得ない。今季限りでの退団、来季は韓国プロ野球の斗山ベアーズ入りが決まっている。

○ウィリー・モー・ペーニャ
70試合219打数53安打15本塁打38打点0盗塁 打率.242
26四球72三振 出塁率.333 得点圏打率.242 OPS.845
 
 極度の貧打に喘いだチーム状況から、6月に緊急補強でロッテに加入。2012年からソフトバンク、オリックス、楽天に在籍。今季はじめはインディアンス傘下でプレーし、2年ぶりの日本球界復帰となった。武器のパワーは健在で途中加入ながら、15本塁打はチームトップ。来季の残留も濃厚となっている。

○ロエル・サントス
66試合180打数45安打3本塁打8打点5盗塁 打率.250
7四球46三振 出塁率.282 得点圏打率.222 OPS.637

 今春のWBCにキューバ代表として出場。不振に喘ぐロッテのシーズン中の緊急補強として5月に加入した。俊足が武器で、走り出しながら打つ「走り打ち」が注目を集めた。現場は長距離砲を求めていた中での加入となり、66試合に出場したが、打率.250と目立った活躍は出来ず、今季限りでの退団が発表されている。

(Full-Count編集部)

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