5年連続Bクラス中日の外国人査定 退団ゲレーロは35発も…得点圏打率.258
ゲレーロは交渉で隔たりがあり退団が決定
○アレックス・ゲレーロ
130試合469打数131安打35本塁打86打点 打率.279
24四球98三振 出塁率.333 得点圏打率.258 OPS.896
ドジャースから今季中日へ。開幕直後は不振に喘いだものの、5月から6月にかけて6試合連続本塁打を放つなど、その力を発揮し、35本塁打を放って本塁打王を獲得した。ただ、35本中22本がソロ本塁打で“ソローロ”と呼ばれたほど。ゲレーロの前に走者を溜められなかったという側面もあるだろうが、35本塁打ながら86打点、得点圏打率.258はやはり物足りない。中日は年俸3億円前後で残留オファーを出したが、ゲレーロ側が3年総額15億円とも言われる要求を出したと報じられており、2日に退団が発表された。
○ダヤン・ビシエド
87試合332打数83安打18本塁打49打点 打率.250
29四球52三振 出塁率.319 得点圏打率.196 OPS.771
2008年にキューバから米国へと亡命。MLB通算66本塁打の実績を誇り、ホワイトソックスから2016年に中日入り。1年目は119試合で22本塁打、打率.274を記録。今季はシーズン中に米国市民権取得のために一時渡米。1週間程度で再来日する予定だったが、トランプ大統領就任による“トランプ余波”で手続きが難航したとされている。離脱は約1か月となり、チームを騒がせた。復帰後の8月に右腕の尺骨を骨折して離脱となり、そのままシーズンを終えた。
(Full-Count編集部)