大谷争奪戦に早くも明暗 面談7球団、脱落15球団、不明8球団の内訳は?

条件は「西海岸」と「ニューヨークよりも市場規模の小さな球団」?

 マリナーズ、エンゼルス、ジャイアンツ、パドレス、ドジャースと、アスレチックスを除いて西海岸のチームが残り、名門のヤンキース、レッドソックスなど東海岸の名門は壊滅状態。レンジャーズとカブスは米中部の都市が本拠地だが、面談へと駒を進めた。

 MLB公式サイトなどによると、脱落したヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは、大谷サイドが「西海岸」「ニューヨークよりも市場規模の小さな球団」という2つの条件を掲げていたと明かしており、現状はまさにその通りの展開となっている。

 不明球団の中では、チーム再建を目指すマーリンズは資金面の問題で大谷獲得に動かないと報じられている。ESPNによると、少なくとも3チームが大谷サイドが要求したプレゼン資料を送っていないという。レッズは争奪戦に参戦することが明らかになっていたが、面談に進んだかどうかはまだ情報が出ていない。現在、ア・リーグで2強となっているアストロズ、インディアンスも分かっていないが、不明球団で西海岸に本拠地を置くチームは1つもない。

 まだまだ争奪戦はスタートしたばかりだが、その動向には大きな注目が集まっている。

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