59発スタントンは「脇役」!? ジャイアンツは「大谷をより欲している」
ジャイアンツは大谷獲得が最優先、米メディアが伝える
今オフの移籍市場で積極的な動きを見せているジャイアンツにとって日本ハムの大谷翔平投手の獲得が最優先事項との見方を米メディアが伝えている。米紙「シカゴ・トリビューン」電子版が伝えている。
今オフのメジャー移籍を目指してポスティングを利用している二刀流右腕は、7球団に候補を絞っている段階で全ての球団との面談を終えたことが米メディアでも伝えられた。
そんな中、「シカゴ・トリビューン」は「ジャイアンツはジャンカルロ・スタントンよりもショウヘイ・オオタニを優先」との見出しで記事を掲載。2010年以降3度のワールドシリーズ制覇をなし遂げている強豪は、今季本塁打王(59本塁打)、打点王(132打点)、MVPに輝いたマーリンズ主砲ジャンカルロ・スタントン外野手の獲得にも動いているが、同紙はメジャーを代表するスラッガーよりも二刀流右腕の獲得の優先度の方が高いとの見方を伝えている。
記事では「この28歳のスラッガーは明らかに、最も待望される海外フリーエージェント選手の脇役になっている」と指摘。記事の中で米ラジオのスポーツ番組「95.7 The Game」の司会を務めるデーモン・ブルース氏も「彼らはスタントンよりもオオタニを欲している。スタントンに払わなければならない額を考えれば、容易に理解できるだろう」とコメントしている。