「アツオ」の後継者は「マスオ」!? 鷹ドラ3増田がポスト松田に名乗り

背番号は松田の「3」を並べた「33」、パフォは「マスオ」!?

 もちろんキャラクターだけではない。3年夏の神奈川県大会で4戦連発、大会タイの5本塁打を放ち、高校通算33本塁打の強打を誇り、足も速い。高校時代は外野手だったが、ドラフト指名を機に三塁手として練習中。「外野は一切練習していません。サードでメシを食うつもりでやっています」。球団側も“ポスト松田”として大きな期待を寄せている。

「憧れの先輩だと思っています。来年、再来年、一緒に練習させていただくことがあれば、声を出すタイミングだったり意識していることを聞いてみたい。松田選手のあとには、増田がいると思ってもらえるようになりたい」と松田への憧れを口にした増田。

 松田といえば、ホームランを放った後にベンチ前で行う「熱男?!」のパフォーマンスが有名。「それはおこがましいので……。ゆくゆく、使っていいよと言われるようになりたい」と控えめだったものの「『マスオ!』でいきたいですね」とオリジナルパフォーマンスのプランも考えていた。

 背番号は松田の「3」を並べた「33」となり「光栄な番号を頂いたと思います。この番号に恥ないように声と元気を出して行きたいです」。

 来季で35歳となる松田の後継者育成は、ソフトバンクにとっても急務の課題となっているだけに、かかる期待は大きい。増田珠、18歳。色々な意味で楽しみな新人が加わることになった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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