鷹の「18」はいまだ通算100勝なし 武田はエース級活躍見せられるか

西岡は5年連続2桁勝利を記録

〇1980年まで
中原宏 投 1950年-1955年123試40勝31敗606.2回 防率3.17
福田弘文 投 1956年(登板なし)
東実 投 1957年-1959年45試2勝6敗106.2回 防率3.54
橋本敬包 投 1960年-1961年10試0勝1敗19.1回 防率8.55
西村省三 投 1961年-1970年41試3勝6敗102回 防率3.71
西岡三四郎 投 1971年-1975年122試38勝44敗0S690.1回 防率3.43
村上之宏 投 1978年-1980年98試14勝25敗5S326回 防率5.25

 中原宏は阪神から移籍。ドロップが売りの先発投手だった。福田弘文は専修大から投手として入団し「18」をつけたが1軍に出場することなく翌年には外野手転向。背番号も「28」になった。代打の切り札として活躍し、巨人に移籍して福田昌久と改名。引退後は巨人のコーチとしてV9時代の川上巨人を支えた。

 その後も東実、橋本敬包と投手が背番号を継いだが活躍できず。そのあとの西村省三は10年も「18」をつけていたがわずか3勝。引退後は西村省一郎と改名し、スコアラーとしてチームに貢献した。

 西岡三四郎は2年目の1969年から2年連続で10勝を挙げ、翌年から「18」に。通算5年連続で2桁勝利を記録し、エースナンバーにふさわしい成績を残した。プレイングマネージャーの野村克也監督のリードで才能が開花したと言われた。村上は78年に5勝8敗3セーブで新人王を獲得、大いに期待されたが以後、活躍できなかった。

通算92勝を挙げた山内、松坂は1登板で退団

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