どうなる、大谷のMLB初年度成績…過去の“ポスティング組”実績を比較検討
野手は…
【野手】
○イチロー(オリックス→マリナーズ)
NPB(2000年)105試合395打数153安12本73点54四21盗 率.387
MLB(2001年)157試合692打数242安8本69点30四56盗 率.350
○中村紀洋(近鉄→ドジャース)
NPB(2004年)105試合387打数106安19本66点73四 率.274
MLB(2005年)17試合39打数5安3点2四 率.128
○岩村明憲(ヤクルト→デビルレイズ)
NPB(2006年)145試合546打数170安32本77点70四8盗 率.311
MLB(2007年)123試合491打数140安7本34点58四12盗 率.285
○西岡剛(ロッテ→ツインズ)
NPB(2010年)144試合596打数206安11本59点79四22盗 率.346
MLB(2011年)68試合221打数50安19点15四2盗 率.226
○青木宣親(ヤクルト→ブルワーズ)
NPB(2011年)144試合583打数170安打4本44点51四8盗 率.292
MLB(2012年)151試合520打数150安打10本塁打50点43四30盗 率.288
投手に比べると、やや野手の方がメジャーへの適応に苦しむケースが多そうだ。メジャーで新人王を獲得したイチローの活躍は別格だが、青木は本塁打数、盗塁数を伸ばすなど大健闘。西岡は開幕直後の骨折が最後まで尾を引いた。
以上の傾向を見てみると、大谷の場合も投手よりも野手の方が適応に時間が掛かるのかもしれない。大前提は、二刀流を貫きながらも1年怪我なく終えること。メジャーの舞台で二刀流を実現できれば、将来につながる成績以上の収穫があったと言えるかもしれない。
(Full-Count編集部)