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どうなる、大谷のMLB初年度成績…過去の“ポスティング組”実績を比較検討

今オフは日本からメジャー移籍を目指す選手が多く、すでに大谷翔平投手がエンゼルス、平野佳寿投手がダイヤモンドバックスと契約を結んだ。大谷はポスティングシステム(入札制度)を利用して、平野は海外フリーエージェント(FA)権を行使しての移籍となったが、海外FA権は1軍登録が満9年に達した選手しか得られないため、必然的に“ポスティング組”の方が選手として最も脂が乗っている時期に日米両球界を経験することができる。

エンゼルスに移籍する大谷翔平【写真:石川加奈子】
エンゼルスに移籍する大谷翔平【写真:石川加奈子】

23歳という圧倒的な若さ、日本の実績をどれだけ反映できるか

 今オフは日本からメジャー移籍を目指す選手が多く、すでに大谷翔平投手がエンゼルス、平野佳寿投手がダイヤモンドバックスと契約を結んだ。大谷はポスティングシステム(入札制度)を利用して、平野は海外フリーエージェント(FA)権を行使しての移籍となったが、海外FA権は1軍登録が満9年に達した選手しか得られないため、必然的に“ポスティング組”の方が選手として最も脂が乗っている時期に日米両球界を経験することができる。

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 これまでのポスティング組を見ると、投手では松坂大輔が26歳、ダルビッシュ有が25歳、田中将大が25歳、野手ではイチローが28歳、岩村明憲が27歳、西岡剛が26歳の時にメジャー移籍。23歳の大谷は断トツで“最年少”となる。

 日本では投打で圧倒的な活躍を見せた大谷だが、エンゼルスのビリー・エップラーGMは「通常の23歳と同じように育てる。すぐに結果を求めることはしない」と将来を見据えた起用を明言。一方でチームはジャスティン・アプトン外野手と再契約したり、イーアン・キンスラー内野手をトレードで獲得するなど、ワールドシリーズ優勝に向けて着々と補強を進めている。

 主に先発投手としてマウンドに上がり、先発登板間にはDHとして野手出場する予定の大谷が、初年度に一体どんな成績を残すのかは誰もが注目するところ。日本での実績はメジャーで反映されるのか。参考までに、過去の“ポスティング組”(日本人選手に限る)のNPB最終年の成績とメジャー初年度の成績を比較してみよう。

【投手】
○石井一久(ヤクルト→ドジャース)
NPB(2001年)27試合12勝6敗 防3.39 WHIP1.24
MLB(2002年)28試合14勝10敗 防4.27 WHIP1.58

○大塚晶文(中日→パドレス)
NPB(2003年)51試合1勝3敗17S 防2.09 WHIP0.84
MLB(2004年)73試合7勝2敗2S34H 防1.75 WHIP1.06

○森慎二(西武→デビルレイズ)
NPB(2005年)48試合2勝2敗5S17H 防4.22 WHIP1.29
MLB(2006年)登板なし

○松坂大輔(西武→レッドソックス)
NPB(2006年)25試合17勝5敗 防2.13 WHIP0.92
MLB(2007年)32試合15勝12敗 防4.40 WHIP1.32

○井川慶(阪神→ヤンキース)
NPB(2006年)29試合14勝9敗 防2.97 WHIP1.10
MLB(2007年)14試合2勝3敗 防6.25 WHIP1.67

○ダルビッシュ有(日本ハム→レンジャーズ)
NPB(2011年)28試合18勝6敗 防1.44 WHIP0.83
MLB(2012年)29試合16勝9敗 防3.90 WHIP1.28

○田中将大(楽天→ヤンキース)
NPB(2013年)28試合24勝0敗1S 防1.27 WHIP0.94
MLB(2014年)20試合13勝5敗 防2.77 WHIP1.06

○前田健太(広島→ドジャース)
NPB(2015年)29試合15勝8敗 防2.09 WHIP1.01
MLB(2016年)32試合16勝11敗 防3.48 WHIP1.14

 ボールやマウンドの違いが指摘され、早期の適応が難しいと言われる投手だが、移籍1年目に結果を残している例は多い。NPB時代から防御率を下げたのは大塚が唯一だが、比較的メジャー移籍直後でも成績を残している。

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