日本一奪還、サファテ大記録、松坂退団…ホークスの2017年10大ニュース
鳥越、清水コーチがロッテ、佐藤コーチが楽天、藤井コーチがオリックスへ
○コーチ陣5人が退団
日本一に輝きながら、実に5人ものコーチングスタッフがチームを離れる異例の事態となった。1軍では、鳥越裕介内野守備走塁コーチ、清水将海バッテリーコーチが井口資仁新監督率いるロッテへ移籍。佐藤義則投手コーチは、今季途中まで首位を争った楽天へ移ることになった。藤井康雄2軍打撃コーチはオリックスの打撃コーチに就任が決定。佐々木誠3軍監督は鹿児島城西高の監督となる。チームの情報を握るコーチの流出が、来シーズンに影響を及ぼすだろうか。
○故障者の続出
結果的に日本一になったものの、今季は怪我に悩まされた。序盤には和田毅が左肘痛(のちに手術)、武田翔太が右肩炎症、千賀滉大が左背部の張りで、先発投手が立て続けに離脱。内川聖一は頚椎捻挫、その後左親指骨折で戦線を離れ、デスパイネも太もも裏の肉離れがあった。高谷裕亮、五十嵐亮太なども負傷離脱し、優勝決定後には柳田悠岐が右脇腹肉離れで登録を抹消された。並みのチームならば低迷してもおかしくなかったが、そこで踏みとどまったのは厚い選手層の賜物だった。
○超暖冬の契約更改
日本一に輝いたことで、オフの契約更改では景気のいい数字が次々に飛び出している。内川、柳田が年俸4億円を超え、千賀、岩嵜翔、森唯斗、準レギュラーの明石健志と、一気に4人も1億円の大台を突破した。1億円プレーヤーが16人、4億円超が8人という、桁違いの“超暖冬更改”となった。
(Full-Count編集部)