3年目左腕、ドラ1遊撃手、育成出身選手も…ロッテ2018年期待の若手
平沢は今季も50試合に出場、そろそろ殻を破りたい
○成田翔投手
2015年のドラフト3位で秋田商高からロッテに入団したイキのいい左腕。1年目はじっくりと育てられて、イースタンリーグ7試合に登板。2年目の昨季はイースタンリーグ19試合に投げて3勝3敗、防御率3.05の成績を残した。9月6日の西武戦の延長10回にプロ初登板を果たすと、9月29日のオリックス戦で初先発。オリックスのマレーロにNPB通算10万号本塁打を浴びた。170センチと小柄ながら、3年目となる2018年シーズンの躍進に期待されている。
○平沢大河内野手
成田と同期入団のドラフト1位。仙台育英高から入団し、今季が3年目となる遊撃手である。1年目から1軍の舞台を経験し、昨季も50試合に出場しているものの、定位置獲得には至っておらず、119打数21安打1本塁打3打点、打率.176の成績に終わっている。期待度の高さもあり、そろそろ殻を打ち破ってレギュラーの座を射止めて欲しい選手だ。
○大木貴将内野手
2015年の育成ドラフト1位でロッテに入団した内野手。拓大広陵高から日本大学に進学したが、中退し、1年のブランクの後に2013年から四国アイランドリーグplusの香川に加入した異色の経歴を持つ。ロッテに入団した1年目の7月末に支配下契約を勝ち取り、今季はイースタンリーグで3位タイとなる24盗塁をマークした“スピードスター”である。昨季9月21日に1軍初出場を果たし、同29日には初先発を遂げ、初安打初盗塁を飾った。今季以降の飛躍を期待させる選手の1人だ。
(Full-Count編集部)