最速154キロの18歳にファーム16発の大砲も…ヤクルト2018年期待の若手
風張は昨季イースタンリーグトップの51試合に登板、廣岡は16本塁打
○風張蓮
岩手県立伊保内高校から東農大北海道オホーツクを経て2014年のドラフト2位で入団した右腕。プロ入りから3年間、毎シーズン1軍での登板機会があったが、1軍定着とはならず。それでも、昨季はイースタンリーグでリーグトップの51試合に登板。4勝0敗5セーブをマークし、防御率も1.76と好成績を記録。最速152キロを誇るパワー系投手で、4年目となる2018年こそ、1軍での台頭を期待したい投手である。
○梅野雄吾
2016年のドラフト3位で九産大九産高からヤクルトに入団した18歳。高校時代に最速154キロをマークしているポテンシャル溢れる右腕だ。昨季イースタンリーグでは15試合に投げて1勝3敗だったものの、防御率3.32とまずまずの数字を残し、8月9日のDeNA戦ではプロ初登板初先発も果たした。この時は3回に5四球を与えて3回5失点で黒星。制球には課題を残したものの、将来が楽しみな投手の1人である。
○廣岡大志
ヤクルトにおいて、最も期待を寄せられている野手の1人だろう。2015年のドラフト2位で智弁学園高から入団した内野手。2年目の昨季はイースタンリーグ110試合に出場し、打率は.244だったものの、16本塁打を放った大型遊撃手だ。1年目の2016年にはプロ初打席で初本塁打を放っている。イースタンで三塁手44試合で8失策、最も多く出場した遊撃手で74試合20失策と守備の不安は大きいものの、そのパンチ力は魅力的で、2018年は1軍での出場機会の増加が期待される。
(Full-Count編集部)