岡本&吉川尚のドラ1コンビ、18歳のドラ6左腕…巨人の2018年期待の若手
4年目の岡本、2年目の吉川尚はレギュラー獲りに期待がかかる
○岡本和真
ファンも台頭を期待する筆頭はこの岡本だろう。2014年のドラフト1位で智弁学園高から入団。高校通算73本塁打の実績を持ち、将来の中軸打者として期待されて入団したが、2018年で早4年目となる。1年目の2015年に1軍で17試合に出場、初本塁打を放ったが、2年目以降、結果を残せていない。2017年はイースタンリーグで96試合348打数94安打10本塁打55打点、打率.270をマークした。オフには世代交代を促すチームが正三塁手だった村田修一を放出。三塁のポジションが空位となっただけに、岡本にとって2018年は勝負の1年となるだろう。
○吉川尚輝
今季のレギュラー獲りが期待される1人だろう。2016年のドラフト1位で中京学院大から入団した吉川尚。即戦力として期待されていたものの、ルーキーイヤーはコンディション不良により、新人合同自主トレから出遅れ。5月に1軍昇格は果たしたものの、昇降格を繰り返すこととなり、1年目は5試合の出場にとどまった。イースタンリーグでは103試合に出場して369打数95安打4本塁打39打点11盗塁、打率.257とまずまずの成績を残した。ドラフト時に中日・京田とともに野手のドラ1候補と称されていただけに、2年目とはいえ、台頭に期待がかかる。
○大江竜聖
二松学舎大付高から、2016年のドラフト6位で指名された大江。身長173センチと上背はないが、ポテンシャルを感じさせる左腕である。真っ直ぐは最速149キロ、常時140キロ台前半を計時し、イースタンリーグ12試合に投げて4勝3敗、防御率2.30と上々の成績をマークしている。62回2/3で48奪三振、四球は19と少なくコントロールに大きな不安はない。まだ18歳で、2018年は2年目だが、可能性を感じさせる楽しみな投手である。
(Full-Count編集部)