日ハム清宮、キャンプ1軍スタートは? 栗山監督「もう少し確認してから」

清宮を預かる身として「こちらが一番プレッシャーかかっている」

――昨季5位からの巻き返し。新たなメンバーを加えてあらためて意気込みを。

「昨年あれだけ負けたので、その負けを生かせるかどうかが全てだと思っています。それは選手にも伝えましたし、みんなその思いでやってくれると信じて、必ず今年勝ちきれるように。そういう勝負の年だと思っています」

――多くの注目が集まる中、清宮選手には練習をどう進めていってほしいか。

「ある意味この環境の中で高校時代あれだけの結果を残してきたという、そのやり方も自分の置かれている状況も、その中で頑張らなくてはいけないということを本人が一番わかっていると思う。その話も昨日しっかりしましたし、きちんとやってくれると思います」

――新人選手にキャンプまでの過ごし方で求めることは。

「うちはキャンプインも大事なんですけど、今年は2月17日に1、2軍合同の紅白戦があるので、そこで全員が全力のプレーができるようにしてほしい。そこからが勝負なので。2月17日からでも3月31日の開幕に間に合うわけだから、そこにどうやって自分を持っていくのか。まずプロで行われる調整というのか、持っていき方を学んでほしい。それを頭の中で計算しながら全力を尽くして元気でやってほしいと思います」

――清宮選手を預かる身をとして感じることは。

「練習中にコーチの人たちともいろんな話をしましたけれども、こちらが一番プレッシャーかかっているのが正直なところ。これだけの宝を預かるわけですから、何が何でも成長していく道を。どうすればいいかは難しいんですけど、ただひたすらフロント、コーチ陣、私、プレッシャーがかかっているのは間違いないので、全力を尽くして、やっていきます」

――新人選手に今後も大切に思いながらやっていってもらいたい部分は。

「まずはけがをしないで、今日のように天真爛漫に野球をやってくれること。もう一つ。これからいろんな講義を毎日してもらいますが、人として、社会人として一人前になっていかないといけない。人として成長しないと野球はうまくならないので、そういうことだけは肝に銘じてしっかりやってほしいです」

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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