際立つホークス&広島の強さ 過去3年の勝敗から見えるセ・パ勢力図
2年連続Vの広島は3年の成績も圧倒的
ロッテは投打ともに傑出した選手が少なく、戦力的には見劣りしたが、伊東勤前監督の采配の妙もあり、2015、16年と3位に滑り込んだ。しかし昨年は、投打が大きく落ち込み、最下位に低迷した。
楽天は田中将大の活躍で優勝した2013年以降、下位に低迷していたが、昨年前半はソフトバンクと首位争い。若手の伸びもあって、上げ潮ムードではある。
オリックスは2014年に2位になったが、以後は下位に低迷。同球団は1度もCSファイナルステージに出場していない。若手選手の成長が期待される。
〇セ・リーグの3年間の勝敗と順位の推移
広島 246勝174敗9分 勝率.586・4→1→1
巨人 218勝204敗7分 勝率.517・2→2→4
阪神 212勝208敗9分 勝率.505・3→4→2
DeNA 204勝216敗9分 勝率.486・6→3→3
ヤクルト185勝239敗5分 勝率.436・1→5→6
中日 179勝238敗12分 勝率.429・5→6→5
広島は過去2年、6割以上の勝率で2位に10ゲーム以上の大差で優勝。過去3年の勝率で見ても、圧倒的だ。