投手3人野手4人の7人をどう使う? 5年ぶりV狙う楽天の2018年助っ人陣容

2人目の「オコエ」は2017年に3Aで24本塁打を放っている外野手

○新加入

オコエ・ディクソン外野手
2017(ドジャース)7試合、7打数1安打、0本塁打、0打点、打率.143
2017(3A)116試合、403打数99安打、24本塁打、76打点、打率.246
3A通算334試合、1118打数308安打、55本塁打、190打点、打率.275
 2011年にドジャースからドラフト指名されてプロ入りした27歳。2017年にメジャーデビューを果たしたパンチ力のある外野手だ。メジャーでの結果は出ていないものの、2017年に3Aで24本塁打を放っている。2016年にも3Aで打率.328、18本塁打の成績が残っており、楽しみな打者である。

○残留

フランク・ハーマン投手
2017:56試合、3勝1敗、1セーブ、33ホールド、防御率2.72
NPB通算(1年)56試合、3勝1敗、1セーブ、33ホールド、防御率2.72
 ハーバード大学卒のインテリ助っ人右腕。インディアンズ、フィリーズなどを経て2017年に楽天へ。150キロ前後のストレート、2シームなどを駆使し、昨季はセットアッパーとして56試合に投げて33ホールドをマーク。メジャーでも109試合の登板実績があり、2018年も松井裕樹に繋ぐ重要な役割を担うだろう。

ジョシュ・コラレス投手
2017:1試合、0勝0敗、0セーブ、0ホールド、防御率15.00
NPB通算(1年)1試合、0勝0敗、0セーブ、0ホールド、防御率15.00
 2011年のドラフトでマリナーズへ入団するも、2012年で退団。日本の社会人チームである三菱日立パワーシステムズ横浜に入り、2016年はBCリーグの富山サンダーバーズへ。2017年6月に楽天へと入団した。最速158キロを誇るが、初登板初先発となった8月15日の西武戦で3回5安打6四球5失点と大炎上。その後1軍登板はなかったが、2018年も残留することとなった。

宋家豪投手
2017:5試合、0勝0敗、0セーブ、3ホールド、防御率3.86
NPB通算(1年)5試合、0勝0敗、0セーブ、3ホールド、防御率3.86
 2018年、大きな期待をかけられている台湾人右腕。台湾の国立体育学校から、育成選手として2016年から楽天に入団。2017年はチャイニーズタイペイ代表としてWBCに出場し、イースタンリーグでもチームトップの8勝をマーク。7月末に支配下契約を勝ち取ると、シーズン終盤に好投。クライマックスシリーズでも秘密兵器として起用された。重い真っ直ぐは威力十分で、2018年の台頭が期待されている。

ウィーラー&アマダー&ペゲーロの3選手は残留、オコエ・ディクソンを加えて競争に

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