投手3人野手4人の7人をどう使う? 5年ぶりV狙う楽天の2018年助っ人陣容

楽天のウィーラー(左)とハーマン【写真:荒川祐史】
楽天のウィーラー(左)とハーマン【写真:荒川祐史】

2017年はNPB史上初となる外国人「20本塁打トリオ」が誕生した楽天

 5年ぶりのリーグ優勝を目指しながら、3位に終わった2017年の楽天。夏場まで首位を走りながら、終盤に失速し、西武にもかわされた。それでも、77勝63敗3分の貯金14はまずまずの成績で、Aクラス入りは日本一となった2013年以来のことだった。

 クライマックスシリーズではファーストステージで2位の西武を撃破。駒を進めたファイナルステージではソフトバンクと対戦し、2連勝スタートを切ったが、第3戦から3連敗を喫して敗退。日本シリーズ進出の可能性を膨らませながら、悔しい決着となった。

 2017年の楽天は、助っ人外国人の活躍が、チームを牽引していた。ウィーラー、アマダー、ペゲーロの3選手がいずれも20本塁打を超えNPB史上初となる「外国人20本塁打トリオ」が誕生。ハーマンもセットアッパーとして33ホールドをマークした。ただ、ペゲーロの負傷離脱、ウィーラー、アマダーの調子が落ちるとチーム成績も下降。良くも悪くも外国人に大きく左右されたシーズンだった。

 6年ぶりの優勝を狙う2018年。助っ人勢は、昨季途中に加入したルイス・クルーズは退団したが、ほかの6選手は残留。さらに、ドジャースから昨季3Aで24本塁打を放ったオコエ・ディクソン外野手を補強し、投手3人野手4人の外国人編成となった。この中から梨田昌孝監督は、いかに選手を起用していくのだろうか。ここでは、楽天の2018年の助っ人陣容をおさらいしてみよう。

2人目の「オコエ」は2017年に3Aで24本塁打を放っている外野手

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