“ジーター改革”のマーリンズ、イエリッチも放出濃厚か「関係は修復不可能」
チームの再建に理解も「イエリッチを含むべきではない」
ロンゴ氏は記事の中で「彼ら(マーリンズ)にはプランがある。それを尊重している」と一定の理解を示しつつ、メジャー有数の外野手になりつつあるイエリッチは、チーム再建の過程に巻き込まれるべきではないとの見方を示している。
「それにイエリッチを含むべきではないんだ。彼は今キャリアの最盛期を迎えていて、年間100敗を喫するチームの一端になる彼を見たくはないよ。選手とチームの関係は修復不可能なほど壊れてしまっている。まずい状況だよ。彼は前オーナー体制の一部だったんだ。新オーナー体制は新しい何かをこのプランに入れて、前進する必要があるんだ。そして彼は、勝つチャンスがある場所でキャリアを進めていく必要がある。彼にとっての(大事な)問題は、今勝つことなんだよ」
できれば、マイアミから離れたくないというのがイエリッチ本人の希望だという。ただ、オズナやゴードン、スタントンと特別な友情で結ばれていたこともあり、すでにチームから心は離れつつあるようだ。
ロンゴ氏は「彼はマイアミが大好きなんだ。ファンが大好きなんだ。彼は南フロリダでは良い経験しかしてこなかったし、彼らが行きついてしまったところに関しては残念に思っているよ。彼をチームの再建に含もうと試みるのはお互いにとってしっくりくることではないと思う。うまく行くとは思えないね」とも指摘。記事では、ブレーブス、ブルージェイズ、ドジャース、エンゼルス、パドレス、ダイヤモンドバックス、フィリーズなどがイエリッチに関して調査しているとも伝えている。