“ジーター改革”のマーリンズ、イエリッチも放出濃厚か「関係は修復不可能」
イエリッチは放出希望? 「彼は新しいビジネスプランに賛成してはいない」
ヤンキースから移籍してくるカストロもカブス時代に再建中のチームでプレーした経験があり、再び大幅な負け越しが見込まれる状況でグラウンドに立ちたくないと考えているという。これが移籍を望む大きな理由だと米メディアは伝えているが、イエリッチも同じ思いのようだ。
「マーリンズは目先の勝利を得るために作られたチームだったんだ。そしてその一端を担うのが、イエリッチの望むことだ。彼が契約を結んだ時は、勝つことに対して熱を帯びていた。長期的なビジョンを掲げてね。今はまったく変わってしまったよ。そして、彼は新しいビジネスプランに賛成してはいないんだよ」
「トレードされていった選手たちとはグラウンド外でも良き友だった。彼は、これがビジネスだということを理解しているよ。しかし、トレードされていった選手たちの質を考えると、彼らの去り際を目にすることがとてもショックで悲しかったんだ」
ロンゴ氏は取材に対して、こう言葉を並べたという。イエリッチの移籍が決まるようなことがあれば、リアルミュート、カストロらも続く可能性は十分にある。逆に、この2人のトレードが先に決まれば、イエリッチ放出の流れも加速することになるだろう。ジーター氏による改革の結果がどうなるかは数年後にしかわからないが、イエリッチやリアルミュートらを中心に再建を進めるというプランは確実に狂い始めている。
(Full-Count編集部)