12球団屈指の顔ぶれ? 昨季HR王&米ドラ1右腕が加入した巨人の助っ人陣容
ブルワーズから加入するヤングマンは2015年にメジャーで9勝をマーク
○新加入
アレックス・ゲレーロ外野手
2017(中日)130試合469打数131安打35本塁打86打点 .279
NPB通算(1年)130試合469打数131安打35本塁打86打点 .279
来季、巨人の命運を握るキューバ出身の31歳。2013年にハイチへと亡命し、10月にドジャースと4年契約を結ぶ。2年目の2015年に106試合に出場して11本塁打を放ち、2017年に中日へ。来日1年目から35本塁打を放って本塁打王に輝いた。オフの契約交渉で中日とは合意に至らず、獲得に乗り出した巨人へ加入した。
テイラー・ヤングマン投手
2017(ブルワーズ)1試合0勝0敗0セーブ 防御率13.50
2017(3A)17試合9勝2敗0セーブ 防御率2.59
MLB通算30試合9勝13敗0セーブ 防御率4.54
3A通算55試合20勝14敗0セーブ 防御率4.69
2011年の全米ドラフト1巡目(全体12位)で指名され、大きな期待を集めた身長198センチの大型右腕。2015年にメジャーデビューを飾ると、21試合に先発して9勝をマークした。2016年は0勝5敗。昨季はわずか中継ぎでの1試合登板にとどまったものの、3Aでは9勝2敗の成績だった。巨人としては、カージナルスでメジャー復帰が決まったマイコラスに代わる先発右腕として期待したいところ。
○残留
スコット・マシソン投手
2017:59試合4勝4敗2セーブ27ホールド 防御率2.24
NPB通算(6年)359試合25勝24敗45セーブ152ホールド 防御率2.30
巨人の勝利の方程式を支える右腕は、2018年で来日7年目を迎える。フィリーズから2012年に巨人へ入団。最速160キロ超のストレートを武器に来日から6年連続40試合超に登板。2013年からは5年連続50試合登板と、怪我なくシーズンを戦い抜けるタフさも頼もしい。2018年も勝ちパターンの一角に入ることは間違いないだろう。