西岡、浅尾、吉見も…老け込むにはまだ早い、タイトルホルダー揃う84年世代

FA移籍、メジャー挑戦、所属先未定の選手も

◯オリックス・増井浩俊(2012年・最優秀中継ぎ)
2017年:52試合6勝1敗7ホールド27セーブ 防御率2.39
NPB通算(8年)402試合33勝28敗129ホールド110セーブ 防御率2.70

 入団時は先発としてスタートしたが、11年からセットアッパーとして起用されると、12年にはパ・リーグ新記録となる45ホールドを挙げ最優秀中継ぎを獲得。14年からは本格的に守護神を務めたが、16年には先発としても10勝を挙げている。17年オフにFA宣言し、最大4年契約でオリックスに移籍した。

◯楽天・岸孝之(2014年・最高勝率)
2017年:26試合8勝10敗 防御率2.76
NPB通算(11年)252試合111勝75敗0ホールド1セーブ 防御率3.02

 ルーキーイヤーの07年から1軍の先発ローテに定着し4年連続2桁勝利を挙げるなど西武のエースとして活躍。14年には13勝4敗、防御率2.51の成績を残し最高勝率のタイトルを獲得した。16年オフにFA宣言し地元・宮城を本拠地とする楽天に移籍した。

 また、ソフトバンクを戦力外となった大隣憲司は現役続行を目指しトレーニングを継続中。牧田和久は西武からポスティングでパドレスに移籍し、新天地で勝負に挑む。1984年世代はまだまだ球界を沸かせてくれそうだ。

【表】老け込むにはまだ早い…タイトルホルダー揃う84年世代選手一覧

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