高卒2年目コンビ、左右の即戦力投手…オリックス1軍キャンプ抜擢の若手
高卒1年目で初勝利の山本、山崎は潜在能力の高い189センチ右腕
◯山本由伸投手(19歳)
1軍通算5試合1勝1敗、防御率5.32
都城高から2016年にドラフト4位で入団。ルーキーイヤーの昨年は高卒新人ながら8月20日のロッテ戦でプロ初登板初先発を果たすと、同31日の同戦にも先発して5回2失点でプロ初勝利を挙げた。150キロを超す直球に度胸満点のマウンドさばきを見せる高卒2年目。体力面の強化が課題だが、先発ローテ入りの可能性は十分にある。
◯山崎颯一郎投手(19歳)
1軍出場なし
敦賀気比高から2016年にドラフト6位で入団。189センチ、80キロと細身だが高校時代から素材の良さは高く評価されていた右腕。昨季2軍で6試合に投げて2勝1敗、防御率4.63の成績を残した。昨秋のキャンプでは首脳陣から最速149キロの直球とカーブを高く評価されており、1軍抜擢となった。
◯鈴木優投手(20歳)
1軍通算2試合0勝0敗、防御率37.80
雪谷高から2014年にドラフト9位で入団。ルーキーイヤーの15年に1軍デビューを果たしたが、昨季は1軍出場はなし。それでも2軍では中継ぎとして31試合1勝0敗、防御率2.43と結果を残し、オフにはアジア・ウインターリーグに参加。最速152キロを計測するなど成長著しい右腕が1軍定着を狙っている。
◯飯田大祐捕手(27歳)
1軍通算2試合3打数0安打、打率.000
Honda鈴鹿から2016年にドラフト7位で入団した2年目捕手。26歳でプロ入りしたオールドルーキーは昨シーズンの終盤に1軍デビュー。昨季は1軍キャンプに同行しながらも、3月の教育リーグで右手中指、人差し指を骨折して前半戦を棒に振っただけに、今キャンプは並々ならぬ思いで挑む。
(Full-Count編集部)