イチロー、MLB全体767位の厳しい評価「名高いキャリアは終末が迫ってる」
外野手でも196位「大きな貢献をできる可能性は低い」
MLB公式サイトが8日(日本時間9日)に発表した「選手ランキング」では厳しい評価を受けた。これは、実在の野球選手でチームを構成し、実際のメジャーリーグの試合での成績をポイント化して総合点を競う米国の人気ゲーム「ファンタジーベースボール」のために作成されたもので、804人をポジションに関係なくランク付けしている。試合数、打席数などが少ない控えの選手は下位に沈みがちだ。
もちろん、ここに入らない“圏外”の選手も多くいるが、イチローは全体767位とされた。外野手でも全213人中で197位。年齢を重視するメジャーでは、やはり厳しい見方をされているようだ。
寸評では「17年目のビッグリーグシーズンで、イチローは136試合に出場した。しかし、215打席しか立っておらず、先発外野手3人は少なくとも156試合に出場している」と説明した上で「名高い彼のキャリアは終末が迫っており、打率.255、1盗塁で終えたこの44歳のFA選手が2018年に大きな貢献をできる可能性は低い」と記した。
守備や走塁での貢献度も高く、負傷もない。常に準備を怠らず、急遽試合に出ることになっても高いパフォーマンスを見せたことから、マーリンズでは4番手外野手として重宝された。年齢さえ見なければ、獲得に動く球団はあるはずだが、どうなるか。キャンプインは迫っているが、開幕まではまだ1か月半以上ある。
(Full-Count編集部)