マーリンズ本拠地の名物オブジェ、本当に撤去? ジーター氏「わからない」
経費削減を進めるマーリンズ、地元で注目集まる巨大オブジェの行方は?
マーリンズの新オーナーに就任し、チーム再建へ向けて“改革“を進めるデレク・ジーター氏が、撤去の可能性が伝えられている本拠地マーリンズパーク名物の巨大オブジェ「ホームラン・フィーチャー」について言及した。地元紙「マイアミ・ヘラルド」が伝えている。
最高経営責任者(CEO)でもあるジーター氏のもとで行われているマーリンズの“改革”は波紋を広げている。経費削減のために主力を大量放出し、球団で仕事を持つ元選手、元監督らレジェンドを立て続けに解雇したことでも、地元メディアやファンから批判が噴出。そして、球場の設備や試合中のイベントの“変化“にも注目が集まり始めている。
マーリンズは「ビリー・ザ・マーリン」と呼ばれるカジキマグロの球団マスコットの“中の人”であるジョン・デチッコさんを“解任”。今季から違う人物が着ぐるみの中に入ることになった。
また、マーリンズ・パーク開場の2012年から公式戦の試合中に行われている「グレート・シー・レース」も今季から取りやめる方針だと、米メディアが報じている。「グレート・シー・レース」は、マーリンズの“海の生き物マスコットレース”で、6回表終了時に開催されていた。4つの海の生物が「ウォーニング・トラックを駆け抜け左翼の端まで行き、その後は三塁にあるゴールまで走っていく」もので、球場の盛り上げに一役買っていたが、これも中止になると伝えられている。