プロ18年目、オリ“2番手捕手”が攻守で存在感発揮「このチームで優勝したい」

見据える勝負の時、「このチームで優勝したい」

 2013年オフにソフトバンクからFA宣言しオリックスに移籍。ダイエー、ソフトバンク時代では絶対的なレギュラーとして活躍することはなかったが杉内、和田らの専属捕手、主に第2捕手としてチームを支えてきた。リーグ優勝、日本一を経験している捕手はオリックスでは山崎勝だけだ。

 2016年には若手の台頭により出場機会が減少し(43試合)オフの契約更改では減額制限を越える66%ダウンを受け入れ残留。昨年は移籍後ワーストとなる17試合の出場に終わっている。自身が厳しい状況なのはもちろん、分かっている。契約がある限り現役にこだわり、マスクをかぶり続ける。

「やっぱりこのチームで優勝したい。やるからには1軍で試合に出てチームに貢献する。1年を通してシーズンは色々なことが起こる、その時に自分がしっかりと力になれれば。もちろん開幕1軍は目指していきますよ」

 若手が多いオリックスには経験豊富なベテラン捕手が必要になる時が必ずくる。今シーズンで36歳を迎える山崎勝はその時を見据えている。

(Full-Count編集部)

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