「彼の才能は輝くはず」―MLB449発殿堂入り名手が“後輩”大谷翔平に伝えたい言葉
ゲレーロ氏が大谷に伝えたい言葉とは、「彼の才能は輝くはず」
母国を離れ、言葉も文化も違うアメリカ合衆国でプレーすることの大変さは痛いほど分かる。ドミニカ共和国出身選手ではペドロ・マルティネス氏に続き2人目の殿堂選手となった大砲は、殿堂入り式典のスピーチで、野球を離れた生活面でも適応しなければいけない外国人選手の苦労にも触れる予定だという。大きな期待を一身に集めながらプレーする重圧も知るだけに、異国でチャレンジする大谷に伝えたい言葉があるという。
「始まりより終わりが大事。始まりが問題ではなく、最後にどんな形で終われるかが重要だと思うんだ。いいスタートが切れたとしても、そこから成長して、さらにいい終わり方ができるように目指してほしい。
私が(ナ・リーグの)エクスポズからア・リーグのエンゼルスに移籍した時も、最初の1か月はアジャストするのが難しかった。ましてや大谷は違う国から来たのだから、アジャストはさらに難しいだろう。だが、彼の才能は輝くはず。いいスタートを切れるように祈りたい」
“二刀流”で注目を集める大谷が、これから10年後、20年後にはどんな選手に成長を遂げているのか。始まりより終わりが大事。挑戦は始まったばかりだ。
(Full-Count編集部)