Bクラス翌年は若手が一本立ち 日ハムが誇る“Aクラス入り100%”の秘密
チームを代表するレギュラー格が必ず出現
そして、2014年は西川遥輝と中島卓也の2人。2013年に1軍で85試合に出場し22盗塁を記録した西川は翌2014年、一塁、二塁、外野とポジションが固定されなかったが143試合に出場。持ち前の俊足を生かしてリーグトップの43盗塁をマークし、盗塁王に輝いた。
中島卓は2012年から2年連続で100試合以上に出場するも、そのほとんどが代走、守備固めだった。2014年は春先からスタメンで出場し、8月以降は2番打者に定着。西川とともに、自身初となる規定打席に到達した。
このジンクスを継続させるためにも、若手野手の成長がカギを握る。今の北海道日本ハムにはドラフト1位で入団した清宮幸太郎をはじめ、横尾俊建、石井一成、森山恵佑など期待の若手が多い。
この中からレギュラーをつかむ選手が何人も現れれば、Bクラスの翌年はAクラス100パーセントの記録は継続できそうだ。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)