イチローは「マリナーズに何をもたらす?」 米記者分析「役割は大きくなる」
NY紙がイチローに対して投げかけた“疑問”、「単なる一つの停留所なのか…」
またイチローが日米で殿堂入りする初の選手となるであろうこと、再びプレーを見られることはファンにとって喜ばしいニュースであることなどを伝えつつ、「スズキはキャリアの終焉を目にしているとは認めていない。よってここで疑問となるのが、このシアトルへの帰還は彼の非常に長いキャリアを締めくくることを意図としているものなのか、それとも彼のジャーニーマンとしての道中における単なる一つの停留所なのかということである」と、ベテランの行く末に熱視線を送っている。
現在、メジャー歴代22位の通算3080安打まで記録を伸ばしているイチロー。21位のキャップ・アンソン(3081安打)までは「1」。20位のデーブ・ウィンフィールドは3110安打、19位のアレックス・ロドリゲスは3115安打と、トップ20入りも近い。
全盛期からの衰えを指摘する声が上がる一方、ESPNのクラスニック記者は「彼は金字塔を打ち立てるチャンスを得た」とも言及している。
数々の偉業を達成したシアトルで、イチローは新たな伝説を作ることになるのか。再び古巣で存在感を放つことができれば、来季以降の契約にもつながっていくに違いない。
(Full-Count編集部)