現役最多はヤクルト石川の158勝 今やNPB通算200勝投手は“絶滅危惧種“

今季100勝到達の可能性がある投手は…

 他の現役100勝投手の中では、金子千尋が12勝を挙げている。あと3年このペースで投げることができれば150勝が見えてくる。しかしどの投手も200勝には程遠いのが現実だ。

 NPBでは100勝から50勝刻みで連盟表彰しているが、今季、100勝に到達する可能性があるのは以下の7人だ。

能見篤史(神)98勝 残2勝 (6勝)
大竹寛(巨)96勝 残4勝 (4勝)
成瀬善久(ヤ)96勝 残4勝 (0勝)
中田賢一(ソ)95勝 残5勝 (7勝)
館山昌平(ヤ)85勝 残15勝 (0勝)
メッセンジャー(神)84勝 残16勝 (11勝)
吉見一起(中)83勝 残17勝 (3勝)

 メッセンジャーは、MLB傘下出身の外国人投手としては、スタンカ、バッキー(いずれも100勝)に次ぐ3人目の100勝に挑戦する。昨年は故障で8月に離脱したが、フルシーズン投げることができれば十分可能だろう。

 100勝はこれまで134人が達成している。珍しい記録ではないが、現在では100勝投手は貴重だ。今季は何人がテープを切るだろうか。

【表】ヤクルト石川は歴代48位! NPB歴代勝利数TOP50

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