オープン戦の成績から探る 2018年ブレーク予報、全12球団の期待の若手は

ロッテ平沢は3年目でブレークの兆し、中日はドラ1右腕が存在感

3位 ロッテ(11試合6勝3敗2分) 

○平沢大河(11試合27打数9安打0本塁打2打点 打率.333) 
 2015年のドラフト1位で仙台育英高から入団し、今季が3年目。大器として期待されながら、過去2年は伸び悩んでいたが、ここに来て成長の兆しを見せている。ロッテは平沢と同じ遊撃手にドラフト2位で藤岡裕大が入団。キャンプ中の練習試合からこの藤岡裕が結果を残し、レギュラー定着が有力と見られてきたが、3月初旬に首痛で離脱。そこから平沢が猛アピールしてきており、定位置争いは混沌としている。 

3位 楽天(12試合8勝4敗0分) 

○内田靖人(12試合33打数15安打2本塁打9打点 打率.455) 
 常総学院高から2013年のドラフト2位で入団した和製大砲。昨季はイースタン・リーグの本塁打、打点の2冠を獲得している。オープン戦では打率.455のハイアベレージを残しており、2本塁打9打点はともにチームトップ。5年目を迎え、いよいよ開花となるか。 

5位 ヤクルト(13試合6勝4敗3分) 

○廣岡大志(13試合43打数10安打2本塁打11打点 打率.233) 
 2015年のドラフト2位で智弁学園高から入団した期待の遊撃手。昨季はイースタン・リーグで16本塁打を放ち、パンチ力と機動力を兼ね揃える。オープン戦での打率は.233と高くないが、12球団3位の11打点とチャンスで結果を残している。今季のレギュラー獲りを期待されている若手である。  

6位 西武(12試合6勝5敗1分) 

○伊藤翔(4試合0勝0敗0セーブ 防御率1.29) 
 四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスから2017年のドラフト3位で入団したルーキー右腕。横芝敬愛高から徳島を経て、1年でプロ入り。最速152キロのストレートが最大の武器で、オープン戦では4試合7イニングを投げて1失点と結果を残している。中継ぎ陣の一角として、開幕1軍入りに近い存在となっている。

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