白星デビューの投手・大谷翔平に米メディア“手のひら返し”「争奪戦の理由を証明」

スポーツ専門誌は及第点「複雑な結果」、被弾のスライダーは「最大のミス」

 そして、「この23歳は、今オフシーズンに全球団が争奪戦を展開した理由を初回に証明した」と、立ち上がりの3者凡退の投球をクローズアップ。主砲オルソンを空振り三振に仕留めた決め球について、「美しきスプリット」とまで絶賛した。

 一方、米スポーツ専門誌「スポーティングニュース」電子版は「エンゼルスのショウヘイ・オオタニは堅実なMLB投手デビューで、序盤のミスを解決した」と速報した。記事では「ベーブ・ルース以来となる球界で最も高名な打者兼投手はMLBレギュラーシーズン初戦で複雑な結果を残した」と分析。初回に160キロの直球を投げ込んだ大谷について、2回にチャップマンに3ランを浴びたスライダーを「最大のミス」と指摘。3回以降は隙を見せず、最後の打者15人中14人を凡退に仕留めた無双ぶりを紹介した。

 今季開幕をマイナーで迎えるべきという厳しい声も出ていたが、そんな地元メディアの懐疑的な見方を吹き飛ばすデビュー。メジャーの先発投手の基準の一つとされるクオリティースタート(6回以上を投げ、自責3以下)でスタートを切った。

(Full-Count編集部)

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