なぜ自ら歩み寄ったのか―MLB屈指の遊撃手が語る、想像を越えた“イチロー愛”
「僕が彼のことをどれほどまでに尊敬しているか、伝えたかった」
「僕はイチローと握手するために、話しかけたんだよ。僕が彼のことをどれほどまでに尊敬しているか、伝えたかったんだ。彼のこれまでの仕事ぶりにも感謝したんだ」
リンドーアの“イチローファン”ぶりは想像を超えるものだった。引退後に有資格1年目で米国野球殿堂入りする男に対する愛情と敬意を伝えるために勇気を振り絞ったという。そして、長年の憧れの存在との“初会話”が実現した。
「英語で話したよ。イチローはスペイン語も話せるみたいだけれどね。彼みたいな人がスペイン語を話してくれると、それもクールなんだけどね」
満面の笑みでこう語ったリンドーア。イチローと直接話した後、敬意はさらに高まったという。
「話した後も最高の気持ちになれた。すごいよ。素晴らしい人だった。僕はとにかく幸せだったんだ。イチローと話すという夢が叶ったんだよ! 彼はこんな長い間、メジャーで活躍しているんだから。すごい人格者だったね。僕は彼を尊敬しているんだ」
イチローと会うことが夢だったと明かしたリンドーアの瞳は、まるで野球少年のように輝いていた。現在メジャー第一線で活躍する若き実力者はマリナーズ時代の背番号51の躍動を見ながら、技を磨いてきた。そして、メジャーリーグ屈指の実力者と成長した今でも、イチローの姿を追いかけている。
(Full-Count編集部)