堂々1位は大谷を“無視”の爆笑シーン MLB公式が選ぶ「最高の瞬間」5傑
初アーチの大谷は大興奮でダグアウトへ戻るも…
そして、堂々の1位に輝いたのは投打に大爆発した大谷だった。投手として見せた奪三振パフォーマンスと、打者として見せた3戦連続弾のハイライト画像の締めくくりは、全米を抱腹絶倒させた「サイレント・トリートメント」だった。
3日(同4日)インディアンス戦で本拠地デビューした大谷は、第1打席の3ランを含む4打数3安打3打点と大爆発。記念すべき初本塁打の後は、メジャー流の洗礼「サイレント・トリートメント」で祝福を受けていた。
ハイテンションでダグアウトに戻ってきた大谷は誰にも相手にされず、キョロキョロしながらエアーハイタッチ。周囲の祝福を待ったがたまりかね、そばで背中を向けていたイアン・キンズラー内野手に抱きついた。キンズラーは必死に無視を続けようとしたが逃れられず。諦めて笑顔でハグをすると、チーム全員参加の祝福の輪が広がった。
最後はダグアウトから飛び出し、スタンディングオベーションの観衆にヘルメットを脱いで挨拶した大谷。爆笑ながらも心温まる名シーンが、今週のメジャー最高の瞬間におけるクライマックスに選ばれた。
記録にも記憶にも残る「Shohei Ohtani」は文字通り、衝撃の1週間を送った。