ホークス工藤監督の采配ズバリ勝率5割に 2番上林に「状態は非常にいい」
快勝も手綱締める「反省すべきところは反省して」
2番・上林、8番・今宮という打順を続ける予定については「それはわかりません」とお茶を濁したが、入れ替えた2人がともに結果を出したことには満足しているようだ。今季初勝利のバンデンハークについては「120球前後はいってほしいと思っていた。最後はボールがばらけたが、よく投げてくれたと思う」と工藤監督。
また、最後のイニングとなった6回、1死の場面で若田部健一投手コーチをマウンドに行かせたのは「(バンデンハーク)本人の(続投か降板かの)意思を確認するため」だったことを明かした。続投を自ら選んだバンデンハークは残る2つのアウトをしっかり取って降板。バンデンハーク自身も指揮官も満足できる結果となった。
ただ、4番手に投げた森唯斗が仙台に続いて失点。工藤監督は「シーズンを通していい時もあれば悪い時もある。これからも使っていく投手」とかばいながらも、「反省すべきところは反省して調子を上げていってもらわないと」と注文することも忘れなかった。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)