牧田和久はクラブハウスで絶大な人気者 パドレス幹部に独占インタビュー
牧田の活躍を“確信”、「見ていて面白い」
「うちのGMは凄く厳しく聞きます。その時にはプレゼンの情報を用意していないといけない。『何でいいの? どういう男なの? 競争心はあるの? その情報はどこから聞いてきたの?』と。すごく調査しないといけないんです。トップスカウトだった幹部が見ている。僕自身は牧田君、二重丸だと思ってます。クラブハウスではものすごく愛されてますから。彼はスマイリーですよ」
常に笑顔を絶やさず、主砲のエリック・ホズマー内野手やスペイン語圏の選手とも人間関係は良好だという牧田。その変幻自在のピッチングはアメリカで衝撃を与えると興梠氏は信じている。
「牧田には打者のタイミングを崩すファストボールがあります。メジャーの理論では、バッターのバットスピードをどう変えるかじゃないですか。彼のボールは30マイル(約48キロ)違うんですから、見ていて面白いです」
120キロ台のライジングファストボールから80キロ台のカーブという緩急自在なサブマリン。パドレス強化部はクラブハウスで愛される33歳のルーキーの活躍を確信している。
(Full-Count編集部)