大谷への辛口評価、米名物コラムニストが撤回「なし遂げたことは語り草になる」
潔く誤りを認めたブルーム記者「オオタニのなし遂げたことは語り草になる」
しかしシーズンが開幕すると、大谷はその予想を覆す好スタートを見せ、打者としては11試合で打率.333、3本塁打、11打点と好成績を記録。投手としても防御率4.43ながらすでに4試合で2勝を記録し、20回1/3で26三振を奪っている。
これを受け、ブルーム記者は今回の記事で誤りを潔く認め、「スプリングトレーニングでの投打の結果に基づいて、評論家たちは疑問を呈していた。かくいう私もそういった評論家の一人であった」と言及。「彼はすでに思いもつかないことをなし遂げている。サイ・ヤング賞右腕クルーバーからホームランを放ち、昨季のMVPアルトゥーベから2度空振り三振を奪った。神話や伝説として、ベーブ・ルースのように、オオタニのなし遂げたことは語り草になるだろう」と賛辞を贈っている。
また同記者は記事の中で「私の唯一の疑問は、いったいどれだけ多くのライターやスカウトがスプリングトレーニングの結果に欺かれたか、ということだ」と問いかけ、日本ハム時代から大谷を追い続けたあるスカウトだけが「何も心配することはない」と語っていたエピソードを紹介した。