緩急差約48キロ ダルビッシュの超遅球に米騒然「どうしたらこんな…」「必見」

ピーニャ「全く予想していなかった

 圧巻の三振劇に、「これを見逃すな」と注目したのがMLB公式サイトだった。

「どうしたらこんな緩急がつくのか? 5回2アウトを奪うために、ダルビッシュは95マイル速球に続き、64マイルのカーブを放り、ピーニャを凍りつかせた」

 緩急差が約48キロという衝撃の三振劇には、当のピーニャも驚きを隠せなかったようだ。ピーニャは試合後、「あの球を投げてくるなんて全く予想していなかった。今日はあの1球しか投げてないよね? 自分は内角へのツーシームか外角へのスライダーを待っていた。そうしたら、あのボールを投げてきたんだ」と打席での心境を明かしたという。

 球速80キロ台を計測することもあるダルビッシュのカーブは、メジャーでは「イーファス(超スローボール)」と呼ばれて定評がある。レンジャーズ時代に出場した球宴でも披露し、観衆からどよめきを呼んだこともある。忘れた頃に繰り出されるダルビッシュのスローカーブ。よほど意識をして狙い打ちをしない限り、打者は手こずらされる“魔球”になりそうだ。

【動画】MLB公式も称賛「これを見逃すな」…ダルビッシュが投じた米騒然の超遅球!

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