元広島・木村昇吾のクリケット挑戦、本場インドの地元紙も「冒険」と注目
「オーストラリアで好印象を与えれば、インドのIPL球団は彼をチームの一員として招待する」
「ベテラン選手が新しいスポーツに取り組むため、本質的には、彼はまた真っさらなルーキーになった。『子供のような気持ち』。そう言うと弾ける笑顔を浮かべた」
「何によって彼の挑戦は成功となるのか質問され、木村は単刀直入に言った。『IPL(インディアン・プレミア・リーグ)です』。これが大博打であることを受け止めつつ、できると信じなければそれはすでに失敗であると指摘した」
特集からは、木村が前向きにクリケットに取り組んでいることが伝わってくる。
木村は、まずはシーズンがすぐに始まるオーストラリアでの契約を望んでいるという。その上で「もし彼がオーストラリアで好印象を与えれば、インドのIPL球団は彼をチームの一員として招待するだろう」と分析。そして、「2020年にはキムラは40歳になり、彼はそれまでに成功しなければ成功はないと算段している。もし彼がそのクレイジーな冒険を成功させたら日本のクリケットに与える影響はどのくらいだと思っているのだろうか?」とした上で、本人が「それは革命になるでしょうね」と答えたことにも言及している。
野球ファンを驚かせたクリケット選手としての再出発。木村は目標を見据え、着実に前に進んでいるようだ。
(Full-Count編集部)