「カノにはできない」… ゴードンが“本職”二塁で超美技、174キロ打球にダイブ
ファンも興奮「カノにこのプレーはできない」「魔術師にとってはルーティーン」
ウェイレンは記事の中で「正直、打球は全く見えなかった。打球は帽子をかすめて、ラッキーなことに避けることができた。グラブを上げたかどうかすら覚えていない。怖かった。でも、ディーがそこにいて、フォローしてくれた。尻もちをついてちょうど彼を見ていたから、自分が一番良くそのプレーを見ることができた。顔を上げた時には、彼は飛んで捕球していた。今まで自分の後ろでそのようなプレーがされたことはなかった。このプレーに関われて、ただ楽しかったよ」と、ゴードンに感謝。そして、8回に逆転してレッドソックスを破った一戦を「これは究極的なチームの勝利だった」と振り返っている。
2015年にマーリンズで二塁手としてゴールドグラブ賞に輝いているゴードンは、今季マリナーズに移籍。マリナーズの二塁には主砲のカノがいるため、センターへのコンバート前提でのトレードだった。しかし、カノが薬物規定違反で出場停止となったことで、二塁に復帰。“本職”で超美技を見せた。
マリナーズが公式ツイッターでこのプレーを動画付きで紹介すると、ファンからは称賛の声が集まった。
「ディーは中堅手だと思ってた」
「ストレッチエクササイズは効果があるみたいだね」
「カノにこのプレーはできない」
「彼はゴールドグラブ賞を受賞したことがあるからね。ナイス!」
「彼はスーパースターになるよ」
「この魔術師にとってはルーティーンだ」
「なんていうキャッチ」
「ディー・ゴードンが一番!」
故障から復帰後、打撃ではやや調子を落としていたものの、最近4試合で7安打と復調気味のゴードン。早くも攻守両面でマリナーズに欠かせない存在となっている。