大谷翔平と同い年のツインズエース、二刀流に改めて脱帽「アメージング」

オールスターに選出されたツインズのホセ・ベリオス【写真:Getty Images】
オールスターに選出されたツインズのホセ・ベリオス【写真:Getty Images】

初対戦では大谷が二塁打、二刀流は「まさに贈り物。生かさない手はない」

「ショウヘイ・オオタニは印象的な存在だ。素晴らしいアスリートだ。ここまで多くの素晴らしいことを成し遂げている。彼は投手としても、打者としても活躍している。それに走れるんだ。運動能力が高い。それに、アグレッシブだ。感銘的だよ。彼との対戦は楽しみなんだ」

 ベリオスは大谷をこう称賛した。初対決では、大谷が指名打者で先発。3回に適時二塁打を放ち、2人の対戦は3打数1安打1打点1三振という結果だった。大谷はこの試合、7回には救援のヘイデンバーガーから5号ソロも放っている。

 ベーブ・ルース以来、約100年ぶりの二刀流に挑む大谷に対して、ベリオスは敬意を表している。「ヘイ、メジャーのレベルで投手としても打者としても活躍できる。それはアメージングなことなんだ。打者と投手で才能があるなんて、まさに贈り物だ。それを生かさない手はないよ」と声を弾ませた。

 指名打者制のあるア・リーグのツインズで打席に立つことは少ないベリオスだが、高校に入学するまでは二刀流だったという。

「僕自身も打つのは好きなんだ。高校までは打っていた。プエルトリコではアメリカ同様に、高校で投打のどちらかを選択することになるんだ。(指導者から)君は打つよりも投げるほうがいいと言われた。確かに、自分も打撃よりもピッチャーとしての方が良かった。そこで投手に決まったんだけど、今でも打つのは大好きなんだ。でも、自分は投げないと(笑)」

 ベリオスは高校で諦めた打者人生。投打2つの道を極めようとする大谷の生き様にはメジャー同世代の実力者も脱帽していた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY