元Gマイコラスに独占インタビュー「日本でまたプレーすることになったら…」
「巨人時代もチームの看板を背負ってプレーしていた」
――日本の文化にはどのように対応した?
「(日本文化に対応するには)少し時間がかかったけど、ものすごく時間を要したわけではなかったよ。日本の文化はとても伝統的で、なおかつ他の文化に対してウェルカムな面もあるんだ。他の文化を取り入れて、日本流にアレンジしたりね。アメリカの文化だけにこだわるのではなく、日本の多くの文化だったり、他の多くの文化を楽しむことができたのは素晴らしかったね」
――家族についてどう思っている?
「(家族の)規模がどんどん大きくなっているよ。今年双子が生まれて、リリアンも昨年生まれたからね。家族全員、本当に嬉しく思っているよ。家族は幸せで健康だし、生活を本当に楽しんでいるよ」
――日本での3年間は特別だった?
「そうだね、とてもスペシャルだったよ。僕も妻も、日本での時間をとても気に入っていたんだ。東京は美しい街だよ。それに日本には美しい場所がたくさんあるんだ。相撲観戦だったり、桜を見に行ったり、富士山にも行ったり、色んな経験ができたよ。僕自身、そして家族にとっても素晴らしい時間だったね」
――巨人ファンへのメッセージはある?
「彼らには『本当にありがとう』と言いたいね。僕が思うに、日本のファンは世界最高のファンの中の一つだよ。彼らは野球が大好きだし、試合をすごく盛り上げてくれるからね。もしこの先、日本でまたプレーすることになったら、それは素晴らしい経験になると思うんだ。もし復帰しなかったら、彼らにMLBの試合を見に来るように伝えたいね。なぜならMLBの試合もとてもエキサイティングだから」
――ファンや家族など、応援してくれる人がたくさんいる。
「本当に感謝しているよ。出場して自分の持てる力を発揮しないとね。家族、チームを背負って立たないといけないから。と同時に、巨人時代もチームの看板を背負ってプレーしていたことも忘れることはないよ」
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)