大谷の投手復帰へ高まる期待 米メディア「切望しないなら医者に診てもらえ」

大谷の“無事”を願う米メディア「見たこともなかったスキルのコンビネーションで驚かせ続けて」

 プレーオフ進出の希望がほぼ消えたエンゼルスで、投手・大谷の復帰には期待とともに懐疑的な見方も出ている。ただ、「ファングラフス」は、今季中に大谷がメジャーのマウンドに復帰することで、肘が負荷に耐えうるのか、早い段階で見極められるメリットがエンゼルスにはあると分析。今季中に痛みが再発し、靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けることになった場合、投手としては2019年シーズンを棒にすることになるが、打者としては最短で6か月で復帰できるという例も紹介している。

 一方、投手としての復帰を来季開幕後まで持ち越し、その時点で右肘を手術することが決まれば、2020年シーズン途中まで離脱を余儀なくされることになると指摘。特集では最後に、大谷が投手復帰戦で無事に投げ終えることを切望している。

「彼が成功することをもちろん希望している。スピードガンで100マイル(約161キロ)の速球を期待していない。それはいい考えでもないだろう。私はこの感銘すべき若きスターに我々の人生で、このレベルにおいて見たこともなかったスキルのコンビネーションで驚かせ続けてほしい。そして、肘の状況に心の平安を抱きながら、オフシーズンに向かうことができると、彼とチームには証明してほしい」

 圧巻の投球は見たい。でも、肘に異変は起きてほしくない。米メディアもハラハラしつつ、大谷の復活のマウンドを注視することになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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