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「ぜひロッテにいてほしい投手」―救世主になる可能性を秘めた2人の助っ人

18年シーズンはセ・パ両リーグとも外国人投手の活躍が目についた。千葉ロッテマリーンズにも2人の大型右腕がいた。マイク・ボルシンガーとタナー・シェッパーズ。苦戦が続くチームの救世主になる大きな可能性を秘めている。

強いロッテは攻守のバランスが命 先発投手の安定に不可欠な2人の外国人

 ボルシンガーは「いつかアメリカに帰ったら大学のコーチをやってみたい気持ちもある。もちろんどうなるかはわからないけどね。でも日本でいろいろと学んだことは大きい。もしかすると僕の教えた投手がNPBでプレーするかもね」と語った。シェッパーズは「今後、いろいろな状況もあるのでどうなるかわからないけど、千葉は大好きだよ。カリフォルニア出身で海は好きだしね。まだまだ良い投球ができるようになりたいしその自信もある。やるべきことをしっかりやるだけだね」と話し、故郷と千葉をオーバーラップさせているかのようだった。

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 ロッテというのは不思議なチームだ。決して派手ではないが、どこよりも熱い声援を受け、いきなり奇跡的な強さで勝ち進む。

 19年に向け、ホームランテラスなど打者有利になるような球場改修プランも発表された。ロッテの伝統は、かつての「ミサイル打線」、そして現在は「マリンガン打線」と呼ばれる攻撃力。しかし日本一に輝くには柱となる先発投手が存在し、強固な守備力も同居する必要がある。74年は金田留広(16勝)、村田兆治(12勝)、木樽正明(13勝)。05年は渡辺俊介(15勝)、小林宏之(12勝)、ダン・セラフィニ(11勝)。10年は成瀬善久(13勝)、ビル・マーフィー(12勝)。強い時代のロッテに共通しているのは、攻守のバランスの良さだ。

 ロッテが頂点に立つために、先発投手がしっかりと固まれば……。ボルシンガーとシェッパーズの2人は、間違いなくこれからもチームにいてほしい投手だ。台風24号が千葉地方に歴史的猛威をもたらしている同じ頃、「来年もロッテで投げたい」というボルシンガーのコメントがメディアを賑わせた。19年、千葉からの風が全国を席巻するかどうかのカギは、言うまでもなくこの2人の動向。今オフの大きな話題になるのは間違いない。

(山岡則夫 / Norio Yamaoka)

山岡則夫 プロフィール
 1972年島根県出身。千葉大学卒業後、アパレル会社勤務などを経て01年にInnings,Co.を設立、雑誌Ballpark Time!を発刊。現在はBallparkレーベルとして様々な書籍、雑誌を企画、製作するほか、多くの雑誌やホームページに寄稿している。最新刊は「岩隈久志のピッチングバイブル」、「躍進する広島カープを支える選手たち」(株式会社舵社)。Ballpark Time!オフィシャルページ(http://www.ballparktime.com)にて取材日記を定期的に更新中。

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