レッドソックス左腕セールが“鬼門”PO初勝利 心に残った指揮官の言葉とは…
コーラ監督が助言「1球目の勝負に勝て。そして、それに続く全球で勝ち続けるんだ」
左肩の痛みから回復した直後、相性の良くないプレーオフの場で、同地区ライバルのヤンキースと対戦。ともすれば、気持ちが入りすぎてしまう状況だが、プレーオフを迎える前にアレックス・コーラ監督から伝えられた言葉が心に残っていたという。
「この前、AC(コーラ監督の愛称)に言われたことがあるんだ。1球目の勝負に勝て。そして、それに続く全球で勝ち続けるんだって。だから、今夜はこの1球を投げたら降板を告げられる、という気持ちで全ての球を投げたんだ。マウンドの上では、勝つためにやるべきことをやるだけだ」
監督の言葉通り、この日の1球目となった95.4マイル(約154キロ)速球でマカッチェンから空振りを奪って“勝利”すると、渾身の投球でヤンキース打線を退けた。
待望のプレーオフ初白星だが、何よりもチームを勝利に導けたことがうれしい。まずは1勝。シリーズ突破に向けて一歩前に進んだ。
(Full-Count編集部)