巨人から「ビックリ」4位指名 大阪桐蔭の“未完の大器”がプロ入りに賭けた理由
「指名されるのかなという不安があった」
柿木、根尾に続く存在であるため、特に夏の実戦登板は少なかった。だからこそ不安はあったが、挑戦したいという気持ちは消えなかった。
「そういう面で自分で本当に通用するのか、指名されるのかなという不安があったので、進学というのも1つ選択肢も置いていたんですけど、最終的に挑戦することでこうやって指名されたので、今思えばよかったかなと思います。身長が高いというのと、左ということで、なかなかいない選手というか、そういうところで評価していただいたのかなと思います」
4人で一緒に飛び込むプロの世界。チームは変わるが、この先も意識する存在であることに変わりはない。
「3年間、切磋琢磨し合いながらやってきた仲なので、プロという厳しい世界なんですけど、4人とも高校と同じように切磋琢磨しながら、いい活躍ができるようにという思いがあります」
高校野球の世界で伝説を残した大阪桐蔭の選手たちが、プロ野球も席巻することになるのか。5年先、10年先の活躍から目が離せない。