ヤンキースがオフの戦略を確認 FA最大の注目株ハーパーの獲得は見送りか
投手陣の補強は必須も…外野とDHは飽和状態
「アーロン・ヒックス、アーロン・ジャッジ、そしてジャンカルロ・スタントンらは来季も(ヤンキースで)プレーすることになっており、球団はブレット・ガードナーの(契約)オプションも保持している。また、ミゲル・アンドゥハーが左翼か一塁へコンバートすることになるまでそう遠くないのかもしれない。その原因は彼のお粗末な三塁の守備である」
外野、DHはすでに“飽和状態”であり、さらに大谷翔平投手(エンゼルス)の新人王争いの最大のライバルとなっているアンドゥハーは三塁守備があまりにも酷いため、左翼にコンバートされる可能性があるという。長期契約でハーパーを獲得する意味は確かにあまりない。むしろ、正遊撃手のディディ・グレゴリアスがトミー・ジョン手術を受け、三塁手のアンドゥハーの守備力に不安があることを考えれば、マチャド獲得は理にかなっていると言える。
むしろ、2009年以来の世界一に輝くために補強が必要なのは投手陣。先発ローテーションは田中将大、ルイス・セベリーノの2人以外は去就が不透明な状況で、ダイヤモンドバックスからFAとなった左腕パトリック・コービンらの獲得に本腰を入れると見られている。ハーパーが伝統のピンストライプのユニホームに袖を通す可能性は、現時点では低いようだ。
(Full-Count編集部)