9日から開催の日米野球 MLB選抜の野手は豪華布陣、その全貌とは?
プエルトリコの英雄やスーパールーキー、2年連続盗塁王ら参戦
9日から東京ドームで開催される日本代表対MLBオールスターの日米野球。8日には巨人との「2018日米野球エキシビジョンゲーム」が東京ドームで行われ、MLBオールスターが9-6で勝利した。早速、その実力を見せつけた形だが、日本ではあまり耳にすることのないであろうMLB選手もいる。今回来日した野手陣について、成績などを交えながら紹介していこう。
※名前の後は年齢。所属球団は2018シーズン終了時点。成績は左から打率、本塁打数、打点数、OPS。OPSは出塁率と長打率を足したもので.800を超えると強打者とされる。
◯捕手
ロビンソン・チリーノス(34)
所属球団:テキサス・レンジャース
昨季成績:113試合 .222 18本 65打点 OPS.757
捕手ながら高い打撃能力をみせるベテラン。今季は自身最多の113試合に出場し、こちらも最多の18本の本塁打を打った。レンジャースからFAとなった今オフの日米野球は、就職活動の意味合いも。
ヤディエル・モリーナ(36)
所属球団:セントルイス・カージナルス
昨季成績:123試合 .261 20本 74打点 OPS.750
9度のオールスター選出、9度のゴールドグラブ、2度のワールドシリーズ制覇を誇るMLBを代表するキャッチャー。36歳を迎えた今シーズンもキャリア2番目に多い20本のホームランを放った。本人は2020年シーズンを最後に引退することを表明している。
JT・リアルミュート(27)
所属球団:マイアミ・マーリンズ
昨季成績:125試合 .277 21本 74打点 OPS.825
メジャー屈指の打撃能力に加え、コンスタントに2桁盗塁を記録できる走力も併せ持った、3拍子揃った捕手。主力を次々に放出したマーリンズへの不信感からトレードを要求しているとされ、来季開幕時には他球団に所属している可能性が大いにある。